こちら、アドベントクランツ。
キャンドルが4本立っている、テーブルに置くタイプのクランツ(リース)です。
スイスやドイツでは、ツリーと同様クリスマスに欠かせないもの。
以前クリスマスショップを開催したとき、これを探しておられた方が何人かお見えでしたが、
ドイツなどに駐在経験があるとのことでした。
「アドベント(Advent)」とは日本語では「待降節」ですが、クリスマスから数えて4つ前の日曜日から始まります。
ヨーロッパではアドベントまでにクリスマスの飾りつけなどの準備を終え、
あとはクリスマスを迎えるだけ、となります。
今年のfirst Adventは今日、12月1日。
今日は1本、来週は2本・・・と、日曜毎に火を灯すキャンドルを増やしていき、
4本のキャンドルに灯がともったらいよいよクリスマスです。
クリスマス気分が盛り上がる、素敵な風習ですよね♪
写真のクランツは教室に飾っていたのですが、今日自宅に持ち帰って1本灯しました。
キャンドル大好きな我が家のちびっこ達、大喜びです♪
正直、10年前にスイスでアドベントクランツを初めて見たときには、
4本のキャンドルにかなりの違和感を感じたのでした。
ですが、「4」という数字を避けるのは日本だけ・・・。
日本の生け花などに馴染んでいると、3本、5本が普通かと思っていたのですが、
欧米は「偶数文化」なのでした。どっしりと、安定感がありますね。